24冊目:ファンベース 支持され、愛され、長く売れ続けるために/佐藤尚之

人口急減やウルトラ高齢化、超成熟市場、情報過多などで、新規顧客獲得がどんどん困難になっているこの時代。
ファンを大切にし、ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていく考え方の指南書。

重要性を概念的に説くだけでなく、豊富なデータや事例を挙げて具体的に紹介している
非常に実用的な一冊。


ただ、個人的には、ファンベースという概念は単なる広告手法ではなく、
もはや、生き方そのものに近い。

自分の生き方のスケール感を決めて、自分の周りにいてくれる人を大事にしていく。
その中で生まれる人間関係を紡いでいき、自分の人生をプロデュースしていく。

車や時計や酒や女や洋服・・・など、
全員にとってわかりやすいアイコンを追い求めることはマスベース的なのかもしれない。

客観の評価を求めるのでなく、主観に正直に。
相対評価ではなく、自分自身の絶対評価で。

難しいけれど、そうやって生きることで、
自分の価値観が浮き彫りになり、
それに共感する人・モノ・コトだけが残るようになり、
選択肢も情報も大量に溢れる世の中で、
流されて疲弊しないで自分の人生を生きることができるのでないか。

そんな気がしている。


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