8冊目:宣伝担当者バイブル/玉井博久

リクルートのコピーライター→TUGBOATプランナー→江崎グリコ広告宣伝部
という、広告業界キラキラ系キャリアの著者による、
まさしく「宣伝担当者のための指南書」といった内容の本。
クリエイターによるクリエイティブ論やアイデア発想法の本でもない、
広告依頼主として、広告代理店やクリエーターとどう向き合えばよいのか、
心構えからオリエン方法にいたるまで、多岐に渡る内容が完結にまとめられている。

今まで、広告宣伝部の担当者視点での本に出会ったことがなかったが、
江崎グリコという質の高いアウトプットを継続して発信し続けている
広告主(担当者)の思考パターンを垣間見ることができ、
日々そういった広告スポンサーと向き合い続けている、
広告代理店の営業としては気付きの多い一冊だった。
もしかすると、宣伝担当者以上に、広告代理店の若手営業とかが読むと
スポンサー理解が深まり、非常に有用かもしれない。

商品を売るために、
広告主は、強い意志と深い考えをもってオリエンを行い、
代理店は、オリエンに沿って正しく悩み、常にレベルの高いアウトプットを提供する。
双方が、目的達成のためにプロとして真剣に取り組む。当たり前だけど、意外と難しい。
正解がない仕事だけに、なぁなぁになってしまいがちな部分。

他の広告主のパターンも見て見たいと思った。
サントリーとか花王とか。外資でP&Gとかも面白いだろうな。

商品が売れるということは、必要とする人がいてくれるということ。
必要としてくれている人の、生活を向上させているということ。
そんな人が増えれば、世の中がちょっとづつ良くなっていくということ。

広告で、世の中を良くする。
そんな気概で明日からも頑張ろう。


⭐︎以下、気になったワード
抽象の梯子→クリエイティブのバックはこうすべき
how to sayの前にwhat to say、さらにその前にwhy to be→これは
広告で生活者と商品の関係を根本的に変える
広告の適正価格を知る
広告効果の証明を諦めない



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