7冊目:待っていても、はじまらない。/阿部広太郎


今の自分に必要なのは、具体的なアウトプットを出すための方法論。
自分の中で、ぼんやりと見えかけているけどしっかりと掴み切れていない
「何か」を言葉で定義するためのインプット。だと思ってて、
今ほしい本とは違うかなと思いつつ読み進めていましたが、
前に進むためのパワーにあふれたこの本にかなり影響された。

まずもって冒頭の書き出し。
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いま、どの業界、どの仕事でも、順番待ちが起きていると言われている。
大御所の方たちがまだまだ現役で活躍している。すると若手にチャンスがまわってこない。
それだけではない。まわりと自分を比較して、一喜一憂して、心のエネルギーが奪われていく。
じりじりとそんな状態が続く。時代が激しく変化する中で、先輩たちの背中を見つめて、
じっと待っているべきなのか。同期と比較をして、自分の立ち位置を見つけていくべきなのか。
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自分は待ちすぎた。成長の機会が十分に得られていないことを
もっと強く主張するべきだった。今までの人生において、このことだけは本当に後悔。
少しづつ取り戻していくしかない。仕事のスキルと経験はどんどんレバレッジが効いていく。
積み上げたもののが、たとえ小さな成果にしかならなくとも焦らず、
0でなく1であれば、1を積み上げる。ということを続けるしかない。

本書の中で、
脚本家 渡辺雄介
作家 白岩玄
映画監督 松居大悟
芸人 芦沢ムネト
社会学者 古市憲寿
漫画家 清野とおる

と著者が対談しているが
一歩踏み出すための名言のオンパレードとなっている。

戦いに行く場所がなくなって、自分自身が敵みたいになってしまっている。
外に向かっているうちは楽なんです。自分にはやれることがないと思ったら辛いじゃないですか。
僕はそうやって苦しんでいる男の人を肯定したいんですよね。
白岩玄

いきなり会社の仕事にできる訳じゃなくても、
自分の気持ちを優先して、見返りは求めずにとことんやる。
信頼関係を築く。他の人はそこまでやっていないことをやる。
そうやって仕事を重ねてきました。
阿部広太郎

「なんかすごいことをしたいんですよ!」って、口だけの人も多くて、
そういう人を見ると、まず、行動したのか?1つでも作品を作ったのか?
憧れている人に少しでも認識してもらえるようなことをしたのか?
って言わないけど、そういう気持ちになります。
松居大悟

矢面に立って、批判される立場になる覚悟があるのかどうかが大事だなと思います。
自分がやりたいことがあるならそれをちゃんとかたちにして、
「いい」でも「悪い」でみ、まずは言われる立場にならないとはじまらない。
阿部広太郎

頭の中は居心地いいにきまってるよ。頭の中なんだから。かたちにするのが難しいんだよ、お前。
なに頭の中にとっておいてるんだよ。
芦沢ムネト

特別な才能がある人は別だけど、才能がない人は何か自分の専門性をもったほうが
誰かとつながりやすくなると思うし、他人からも紹介してもらいやすくなりますよね。
社会学者 古市憲寿

踏み出せ、俺。

6冊目:オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎


伊坂作品は好きで全て読んでいるのだが、なぜ自分が惹かれてるのかを言語化するために、
再度デビュー作から読み直すことにした。

未来を知る案山子、人殺しを許された男、気が触れて嘘しか言わない画家、
動けないまで太った八百屋婦人、、、。

ありそうでなさそうな世界における、
壮大な前振りを最後で一気に回収していくのだが、
伏線を回収するタイミングがかなり終盤ギリギリ。
そこまではファンタジックな世界の不思議な話が延々続く。
登場人物のキャラ設定、深い人間洞察から産まれる記憶に残る台詞。
読ませる力が全開で迫って来る。
純粋ミステリーとはひと味違う伊坂幸太郎らしい、
物語構成の妙は存分に味わえる作品。

この作品が発表されたのは2000年。
17年前。プレステ2が発売され、シドニーオリンピックで中田英寿と中村俊輔率いる
サッカー日本代表が決勝トーナメント出場した年。
僕は高校2年生。携帯はもちろんガラケー。
インターネットは家からするもの。
のんびりした時代ながらミレミアムを迎えて、
時代は変わろうと、うずうずしていた。
そんな時に伊坂先生は28歳。
この小説を書き上げたということを踏まえて読むと、
なんともこの作品の奥行きも変わって見えるのではないだろうか。

ところで28歳の僕は、はっきり言ってなにもしていなかった。
仕事はしていたが、適当にこなしていた。。。
頑張れよ。俺。

戒め。リスタート。

はやくも年始に決めた目標が頓挫しているので、
あらためて、2017年の目標を記載する。

○100冊プロジェクト
100冊読書によるインプット、
及びこのブログにて、徹底的なアウトプットにより思考を深める。
言葉は思考の上澄みに過ぎない。伝わり方は人間性の評価に繋がる。
コツコツと継続できたという自信の獲得。
広告領域を重点的に。経験と知識とリアリティをどこまで高められるか。
好きを明確に。まずは、伊坂幸太郎。次に歴史?
副産物的にアクセス獲得、マネタイズの感覚を得たい。

○英語プロジェクト
将来に関する漠然とした不安を払拭して、
健康的な精神状態を獲得する。選択肢があることによる自信。
別にいいですよ。他ありますんで。といえる強さ。
2017年04月時点で650点が目標。
かなり高い目標であるがチャレンジしたい。


○筋トレプロジェクト
気持ちと同じレベルまで肉体を追い込まないと、
バランス良く心身ともに回復させることができない。
肉体を一回り大きくすることで、公私ともに迫力が出る。


○人生の軸
許してはいけない人について。
戦わなければならないこと、主張しなければならないこと。
なぁなぁにしてはいけない。


○時間の作り方という課題について
まったく時間が足りていない。
家事と育児の分担を行いながら、さらにプロジェクト進行の時間を作る。
自分をストレッチさせない仕事は全てフル。または断る。
もっとも難しいが強い意志を持って挑む。


○古民家プロジェクト
情報収集は続ける必要があるが、
これは興味が消えないのであれば本当に着手。
大きな本棚。プロジェクター。暖炉。
アコースティックギター。小さな畑。
そこそこ良いスピーカー。おいしいパンとコーヒー。
綺麗な小川。柿の木。庭でBBQ。手作り竃でピザ。